Dr.喜多のビジョン・ストーリー

投稿者: | 2020年5月29日

コーチングに出会って、
私の人生は
新たなステージへとシフトしました。

そのストーリーを
お話したいと思います。

私は、
「長男はこうあるべき」という
母の教育のもとで育ちました。

「お兄ちゃんでしょ、我慢しなさい」

それが母の口癖でした。

お兄ちゃんは我慢するものである
という信念を植え付けられながら
大きくなりました。

典型的な統制的教育のもと
私はいわゆる「良い子」として
育っていったわけです。

良い子は、
我慢することが得意です。

しかし、色んなことを我慢していると、
自分が本当はどうしたいのか
分からなくなります。

「どうしたい?」と聞かれても、
「あなたがしたい方でいいです」
と答えるようになります。

自分がどうしたいかよりも、
相手がどうしたいかを
優先的に考えるようになるのです。

あなたにも、
もしかしたらそういう部分が
少しはあるかもしれません。

もしそうなら、
私がそこから抜け出したストーリーが
参考になるかもしれません。

大阪の親元を離れて
富山の大学に進学してから
私は精神的にも自由になりました。

医学部に入ったことで
母は全く私に干渉しなくなったのです。

アパートで一人暮らしをしながら
自分の好きなことだけをして
生活することができました。

しかし、
自分のことよりも相手のことを
優先する性格は変わりませんでした。

そして、医者になってからは
患者のことを第一に優先して
考えるようになりました。

そのことは当然ですが
社会的にも個人的にも
プラスに働きました。

患者から信頼される医者として
やりがいのある仕事をすることが
できたからです。

しかし、50歳を前にして
残された人生を考えたときに
何かが違うと気づいたのです。

このまま死ぬまで
医者として生きることに、
最高の価値を見出せなくなったのです。

私の人生を
本当に意味のあるものにしてくれるのは
これではないと感じたのです。

そして、
次のような問いが出てきました。

私にとって
最高に価値のあるものって何だろう?

私の人生を
本当に意味のあるものにするには
どう生きればいいのだろう?

私は、
本当は何をするために
生まれてきたのだろう?

そのような問いに対する
答えを探していたときに、
コーチングに出会いました。

コーチングに出会って、
私の人生は
新たなステージへとシフトしました。

自分は
本当はどうしたいのか。

自分は
本当はどうなりたいのか。

その答えを、
コーチが私の中から
引き出してくれたのです。

そのおかげで
今の私がいます。

本当に自分らしい幸せな人生を
創っている私がいます。

私はついに
真の自己を見いだしたのです。

今は私がコーチとして、
相手が真の自己を
光輝かせながら生きていけるように
サポートしています。

その相手とは、
病気で苦しんでいる患者です。

病気は本人にとって
苦しい出来事ですが、
真の自己を見いだすチャンスなのです。

私は今、病気を治すことよりも、
患者の幸せな人生を支援することに
やりがいを感じています。

幸せファーストの医療
というビジョンを実現するために
活動しています。

さらにその先にある
真の自己が光輝く世界
というビジョンに向かって
活動しています。

これが、
私が本当にやりたかったことだと
気づいたからです。

これが、
私がこの世界に生まれてきた意味だと
気づいたからです。

今、私は
本当に母に感謝しています。

自分がなぜ、
母の元に生まれてきたのかを
理解しています。

私の魂と、母の魂には
最初から分かっていたことなのでしょう。

しかし、その答えを
自分で苦労して
見いだす必要があったのです。

これが私の
ビジョン・ストーリーです。

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