自然治癒力を覚醒させる3つの秘訣(2)

投稿者: | 2020年6月30日

自然治癒力を覚醒させる第2の秘訣

人間は社会的な動物である

私たち人間は
なぜ病気になるのでしょうか?

第1の理由は
自然との不調和です。

このことについては
前回の記事で述べた通りです。

第2の理由は
私たちが人間だからです。

人間は
社会的な動物です。

人間社会の中で
幸せに生きていくために
生活しています。

社会生活を営むことが
人間として生きることである
と言えます。

学校で教育を受ける。

社会に出て仕事をする。

結婚して家庭を作る。

人間には当たり前の営みを
他の動物は一切しません。

きっと
他の動物から見たら
とっても奇妙な営みでしょう。

自然治癒力を覚醒させる第2の秘訣とは

私たちは
人間である前に
動物でもあります。

人間としての欲求だけでなく
動物としての欲求も
持っています。

人間としての欲求を生み出すのは
私たちの心です。

動物としての欲求を生み出すのは
私たちの身体です。

したがって
両方の欲求を満たすことが
心と身体の健康につながります。

健康で幸せな人生に
つながります。

ここまでの話を踏まえて
自然治癒力を覚醒させる第2の秘訣を
お伝えします。

それは
「健康と幸せの統合」
です。

健康と幸せの関係

身体が健康であることと
心が幸せであることは
ひとつに繋がっています。

このことを漢方では
「心身一如(しんしんいちにょ)」
と言います。

WHOの健康の定義も
身体的な側面だけでなく
精神的・社会的側面を考慮しています。

健康は
幸せな人生の土台です。

そして
幸せな人生が
健康を創るのです。

このように
健康と幸せは
不即不離の関係にあります。

幸せのために健康が犠牲になる

しかし、
社会生活を営んでいると
心と身体が分離していきます。

社会で適応するために、
幸せを求める心の欲求を優先して
健康を求める身体の欲求を抑えるからです。

試験のために
夜遅くまで勉強することは
身体の健康を損ねます。

仕事を終わらせるために
夜遅くまで残業することは
身体の健康を損ねます。

家族のために
自分を犠牲にして働くことは
身体の健康を損ねます。

多くの人が
このように無理を重ねて
病気になっていくのです。

幸せになるために
無理を重ねて
病気になってしまうのです。

そして
病気になって初めて
気づくのです。

健康の大切さを。

健康を失ったら
すべてを失うということを。

身体の欲求にも耳を傾ける

病気になる前に
気づいてください。

そして
身体の欲求にも
耳を傾けてください。

ただし
次のことに注意しながら。

ストレスで過食するのは
身体の欲求ではなく
心(脳・マインド)の欲求です。

身体は
過食することではなく
適度に食べることを求めています。

タバコを吸いたくなるのは
心(脳・マインド)の欲求です。

身体は
毒になるものを
求めてはいません。

これが
自然治癒力を覚醒させる
第2の秘訣です。

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