本の紹介 『アシュリー』

投稿者: | 2019年12月30日

2018年5月22日

先ほど、素敵な本を読みました。

本のタイトルは『アシュリー』
 
病気の意味について考えさせてくれた

アシュリーのメッセージを少しだけシェアします。
 
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わたしはプロジェリア。

これは、早く年をとるという、生まれつきの病気。

わたしの体のなかにある時計が、

ほかの人より10倍くらい速く進んでしまうの。
 
「おい見てみろよ。エイリアンがいる」って言われたり、

ジロジロ見られたりすることはあるけど、

わたしは、そんなこと気にしないわ。
 
だって、彼らがわたしをからかおうと思って

やっているんじゃないことはわかってるもの。

彼らは、プロジェリアという病気を知らないだけなの。
 
プロジェリアじゃなければいいのに、

なんて思わないわ。

わたしは、わたしという人間であることが幸せだし、

神様がわたしをこうお創りになったのには、

きっと理由があるはずだもの。
 
もしかしたら神様は、

“わたしはプロジェリアだけど、こう生きている”

ということを人に見せなさいって、

その機会をお与えになったのかもしれないって思うの。

この病気をとおして、

人を助けなさいということかもしれないって思うの。
 
もしも、わたしが誰かから

あなたにはあと24時間の命しかありませんよ、

と言われたとしても、

それで困ったりはしないわ。
 
死は誰にでも訪れるもの。

恐れるなんて、

意味がないことだと思う。
 
なぜ、ここにいるのか、

それはわからない。

でも、わたしたちがここにいるのには、

何か目的があるはずだと思うの。
 
わたしはハッピーに生きたい。

ほかの人たちを勇気づけられるように生きたい。
 
生きるチャンスを与えられているんだもの。

わたしは、自分の定められた時間がくるまで、

すこやかに生きていきたいと思っているわ。

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