2016年1月1日 FB投稿記事
新年あけましておめでとうございます。
今年もどうぞ宜しくお願い致します。
今年はどういう年にしようかと
昨年末にいろいろと考えました。
その結果、
自然治癒力をオンにする生き方を
学び、伝える年にしようと決めました。
「オンにする」という言葉は
村上和雄先生の著書『生命の暗号』から
お借りしたものです。
村上先生によると
健康になったり病気になったりするのも
遺伝子のオン／オフによって決まるそうです。
だとすれば
自然治癒力に関係する遺伝子を
オンにすれば良いということになります。
睡眠状態（オフ）にある自然治癒力を
覚醒状態（オン）にするという
イメージです。
私はこれまで
漢方の専門医として
多くの患者さんを治療してきました。
そこで学んだのは
自然治癒力を活かすことこそが
漢方治療の基本的な戦略だということです。
漢方医学とは
自然治癒力をオンにする方法を
体系化したものであるとも言えます。
漢方の素晴らしさは
心身一如の考え方にもあります。
たとえ身体の病気であっても
心を同時に診ることを忘れません。
村上先生も
次のように述べています。
心で何をどう考えているかが
遺伝子の働きに影響を与え、
病気になったり健康になったりする。
私は多くの患者さんを診てきて
確かにその通りだと思います。
研究が進めば
遺伝子に対する心の影響が
解明されるようになることでしょう。
しかし
研究が進むまで
待っている必要はありません。
研究で証明される前であっても
自然治癒力をオンにする生き方を
実践することはできます。
本当に自分らしい
幸せな人生を生きることが
自然治癒力をオンにする生き方なのです。
今年も１年間
そんな自然治癒力をオンにする生き方を
実践したいと思います。