戦略なき健康づくりは、いつか必ず失敗する

投稿者: | 2020年5月19日

世の中には、
健康になるための方法やテクニックについて
教えている専門家が数多くいます。

私も、そのひとりです。

でも、健康になるための方法について教えるだけで、
クライアントは本当に健康になれるのでしょうか?

健康になるためのテクニックを実践しても、
なかなか成果が出ないと悩みを抱えるクライアントが
数多く存在するのはなぜでしょうか?

それは、クライアントが
健康になるための「戦略」を
マスターしていないためです。

健康になるための方法やテクニックは
戦術であって、戦略ではありません。

いくら戦術が優れていても、
戦略がなければ成果を出せないのは当然なのです。

戦略とは、
目的達成のためのシナリオや、
成功へ向かうための筋道のことです。

それに対して、戦術とは、
目標を実現するための手段、
すなわち具体的な方法・やり方のことです。

今、健康を支援する専門家が力を入れるべきことは、
健康になるための戦術(方法やテクニック)を
ひたすら教え続けることでしょうか。

それよりもむしろ、
健康になるための戦略を伝えることではないでしょうか。

私の外来では、患者さんに
健康指導をほとんどしません。

いくら健康指導をしても、
患者さんの意識や考え方が変わらなければ、
健康づくりに成功しないことがわかっているからです。

そこで、患者さんには
健康になるための戦略を
身につけてもらえるような話をします。

どのような話をするのか、
具体的に知りたい方も多いと思います。

そこで、明日から「成功する健康づくり戦略」について
3回シリーズでお伝えしていきたいと思います。

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