2015年11月9日 FB投稿記事
【ウェルネスライフを応援する人のための
コーチングマインド修得講座(仮題)の計画】
1.
今日は長文になりますが、ずっと考えてきたことが少し形に
なってきましたのでシェアさせていただきます。
これからの時代、どんな分野においてもコーチングマインド
の修得が必須になると思います。
この思いに共感していただける方は、最後までおつきあい
ください。
自分が幸せに生きていくために、そして人が幸せに生きて
いくのを応援するために、コーチングの考え方や質問方法を
身につけているかどうかで人生が全く違うものになります。
私はコーチを実際につけることで、このことを強く実感して
います。
そこで今年の目標を、色々なコーチングを本格的に学んで、
コーチングのマインドセットを修得することにしました。
もちろん、今年一年で終わるわけではありません。
コーチングは奥が深いので、マスタリーの道を一生かけて
歩いていくつもりです。
2.
私はこれまで心身一如の考え方で、心の問題をかかえる
多くの患者さんを漢方で治療してきました。
その経験の中で、傾聴・共感・受容のカウンセリング
マインドを身につけてきました。
カウンセリングは基本的に、心の問題をかかえている
マイナスの状態から、心の問題が解消されたゼロの状態
への変化をサポートします。
不安や抑うつといった問題がなくなれば、それがゴールです。
それに対してコーチングは、ゼロの状態からクライアントが
目標とするプラスの状態への変化をサポートするのが基本です。
クライアントが幸せに生きていくのをサポートするのが
コーチングです。
しかし実際には、カウンセリングの中にコーチング的な
要素が入っていることがあります。
逆に、コーチングの中にカウンセリング的な要素が
入っていることもあります。
3.
漢方では、病気を治すために患者さん自身の自然治癒力を
活かすことを考えます。
不健康な状態を健康な状態へと変化させる漢方治療によって、
自然治癒力を賦活するわけです。
漢方薬を服用していると、治療前よりも健康になるのは
そのためです。
漢方では、病は気からと言います。
病気を創っているのは、患者さんの心なのです。
そして、健康を創っているのも患者さんの心です。
病気を創る心と、健康を創る心はどこが違うのでしょうか?
それは、その患者さんの考え方の違い、意識の違い、要するに
マインドセットの違いにあります。
もちろん行動の違いも重要ですが、それは二次的な違いであり
本質的な違いではありません。
マインドセットが変化すれば、行動は自然に変わります。
無理に行動を変えても、マインドセットが変化していなければ
行動は元に戻ってしまうのです。
4.
病気を創る心(=イルネスマインド)を、健康を創る心(=
ウェルネスマインド)に変えるためにはどうすればいいのか?
私はこれまで30年以上、このことをずっと考え、悩みながら
試行錯誤を続けてきました。
漢方治療だけでは限界があると早い段階で気づいていました。
様々な心理療法を組み合わせると効果がありましたが、
それでも満足できませんでした。
そうして出会ったのがコーチングです。
コーチングを活用することで、イルネスマインドから
ウェルネスマインドへの変化をサポートできることが
わかったのです。
それが、前回紹介したウェルネスライフコーチングです。
しかし、ウェルネスライフを専門にサポートするコーチは
まだあまりいません。
それに、患者さんが健康で幸せな人生を生きるために
コーチをつけるという時代が来るのはまだ先の話です。
5.
そこで、短期的な目標と中長期的な目標を分けて、今後の
活動を計画することにしました。
短期的には、ウェルネスライフを応援する人に、コーチング
マインドを修得してもらうことを目標に活動します。
具体的には、
「ウェルネスライフを応援する人のための
コーチングマインド修得講座(仮題)」
を来年から開講する計画です。
原則として、ウェルネスライフをサポートするサービスや
商品を提供している人を対象とした講座になります。
医療関係者であっても、なくても参加できます。
すでにコーチの認定資格をもっている人であれば、この講座を
受講することでウェルネスライフコーチとして活躍できるような
内容になります。
もちろん、自分自身が健康で幸せな人生を創っていくために
学びたいという人も参加可能です。
そして中長期的には、医療の中にウェルネスライフコーチング
を広めていくことを目標に活動します。
病気になったら、ウェルネスライフコーチをつけて
健康で幸せな人生をサポートしてもらうことが当たり前の
世界を創ること、それが最終的な目標です。
今日は長文になってしまいましたが、最後まで読んでいただき
本当にありがとうございました。
仲間の皆様の応援にいつも感謝しています。