自然治癒力をオンにする生き方5

投稿者: | 2019年12月30日

2016年2月18日 FB投稿記事

あなたは、医師からガンであると告知されたら
何と答えますか?
 
「ありがとうございます!」
その瞬間、思わず私は笑顔で言った。
 
そう語るのは
『37の病院・医師をまわり
 僕はがんを治した』の著者
 
福島正伸氏です。
 
ガンを告知されて
瞬間的に「ありがとう」という言葉が出るとは
只者ではありません。
 
今日は、そんな氏の闘病記を紹介しながら
自然治癒力をオンにする生き方について
考えてみたいと思います。
 
喉のガンであると告知された氏は
ガンの治療方法について徹底的に調べました。
 
その結果
次のような統合医療的な考え方に行きついた
ようです。
 
———————————————–
私は
西洋医学も、東洋医学も、それ以外の治療法も、
すべて人間の英知が生み出す
すばらしいものだと思う。
 
どれが正しいかということよりも、
それぞれの良いところを選択して
取り入れていけばいい。
———————————————–
 
そして、
免疫力を高めるために
次のような取り組みをしたと言います。
 
・徹底的な食事療法
・毎日2回の入浴
・毎日40分間のウォーキング
・毎日1リットルのニンジンジュース
・小さな温熱機器による温熱療法
・週2回のラドン温浴法
・時々入る高酸素吸入カプセル
・毎日煎じて飲む漢方薬
・7時間半以上の睡眠
・体操で毎日の呼吸を整える
・いくつものサプリメントの服用
・笑顔で楽しく生きること
 
それでも
ガンの進行を抑えることができません。
 
そこで、奇跡的に出会ったのが
最先端の「陽子線治療」でした。
 
劇痛を乗り越えて
陽子線治療を最後までやりとげ
ガンを消すことができました。
 
その壮絶な体験については
本を実際に読んでもらいたいと思います。
 
あとがきに
氏は次のように書いています。
 
———————————————–
私はこの体験を通して、
命の責任は自分が取るものだ、
ということを確信しました。
 
もちろん、すべての医師が命を守るために、
全力を尽くしてくださっています。
 
とはいえ、
医療にはさまざまな考え方や治療法があり、
医師によってその判断も違います。
 
つまり、
これが絶対という正解がないのです。
 
だからこそ、
治療法に関する判断、自分の命の判断は
自分ですることが必要なのだと思います。
 
つまり、それは
患者が意思を持ち、
自分の命の責任を持つということです。
———————————————–
 
氏が選択した治療法は
免疫力を高めるための様々な代替療法と
最先端の陽子線治療の組み合わせでした。
 
ここに私は
統合医療の理想的な姿を見ることが
できました。
 
統合医療のアプローチは
玉石混交の治療方法の単なる寄せ集めに
なってしまう危険があります。
 
玉石混交の治療方法の単なる寄せ集めと
理想的な統合医療はどこが違うのか?
 
その違いは
患者の意思によって
その治療全体が統合されているか否かにある。
 
私はそう思います。
 
治療全体を統合するのは
医師や治療者の考えではなく
患者の意思でなければならないのです。
 
患者の意思こそが
自然治癒力をオンにするのです。
 
そのことに
気づかせてくれる一冊でした。
 
今回も、最後までお読みいただき
ありがとうございました。

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